出産予定日より早く出産
出産予定日より早く出産しても、妊娠37週以後であれば、赤ちゃんが十分に成長していますので問題はありません。この時期の出産は「正期産」、つまり正常な出産とされています。一方、妊娠22週から36週の出産は「早産」と呼ばれ、日本では約5%の妊婦がこれを経験しています。
また、妊娠22週に満たない出産は、ほとんどが「流産」ということになります。
早産は、周産期(妊娠22週から出生後7日未満まで)の医療が発達した現在でも、周産期死亡原因の大半を占めています。そして、この恐ろしい早産を引き起こす原因のほとんどが「絨毛膜羊膜炎」(じゅうもうまくようまくえん)という細菌性の病気であることが分かっています。
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絨毛膜羊膜炎は子宮内で発症しますが、その原因となる細菌は、まず膣内に感染します。本来、膣内には常在菌と呼ばれる善玉菌が存在し、膣内をつねに酸性に保っています。酸性であることで、膣内に外部から細菌が感染することを防いでいるのです。しかし、性行為によって膣内に精液等が注入されることにより、膣内の酸性状態が弱まり、そのすきに病原菌の感染を許してしまいます。
こうして、膣内に感染した絨毛膜羊膜炎の原因菌は、やがて子宮内の胎児を包む膜にまで感染して絨毛膜羊膜炎を発症し、子宮の収縮、子宮口の拡張、さらには破水を引き起こして早産となります。ただし、絨毛膜羊膜炎がただちに早産にまでつながるとは限りません。しかし、赤ちゃんが無事に産まれたとしても、産道での感染によって肺炎や髄膜炎を発祥する可能性があります。
妊娠中の性行為自体は問題ありませんが、膣内の酸性状態を崩してしまう膣内射精は避けるべきです。妊娠中の性行為では、コンドームの着用をおすすめします。
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